空の飛び方

 昨年のこと。

 お友達のしのき美緒さんが主催のアドベントカレンダーに参加し、短編小説を書いた。

 早い者勝ちで日付を選べたので、迷わずに、『12月21日』を選んだ。

 その日は、Spitzのボーカル草野マサムネさんのお誕生日。

 Spitz愛にあふれた小説を書くと、意気込みだけはすごかったのを覚えている。

 だけど、短編は大の苦手な私。それでも、「いつもは書かない物を書く」と決めて、真剣に取り組んだ。そうして書き上がったのが『空の飛び方』だった。

 アルバム『空の飛び方』は、Spitzの大ヒット曲『空も飛べるはず』が収録されているので、ご存じの方が多いのではないだろうか。

 そう、その時には、1曲リピートではなく、アルバムリピートでずっと聴いて書いたのだ。

 

『空の飛び方』の、あらすじはこうだ。

 僕と遥は、幼稚園からの幼馴染だ。僕は遥のことが好きだけど、ずっと素直になれずにいた。高校一年、僕の16歳の誕生日に遥がスピッツのアルバム『空の飛び方』をプレゼントしてくれた。『空の飛び方』を聴いて、僕もスピッツが好きになった。遥の提案で、その年の12月21日に、二人で『草野マサムネ誕生会』を開いた。『草野マサムネ誕生会』は、その後も毎年恒例の行事になったのだが、僕たちは相変わらず幼馴染のままだった。

 高校を卒業し別々の大学に通うようになってから、僕たちの間には微妙な距離が生まれて……。



 今回、1年経ったので『空の飛び方』を、noteにコピペして公開した。


  その、なにげ無く投稿した作品が、noteの公式マガジンに追加された。

 そのことで、閲覧がびっくりするくらい伸びた。

  そして、マガジンに追加された翌日、また新たな通知が来た。

 いったい、何がどこに載ってるのかと探して、見つけた。

 そうしたら、ビューがすごいことになっていた!

 2度とないことだから、ここに記録しておく。

その後、ここまで伸びた。
ありがたい。
紫倉紫は、しくらゆかりと読むらしい。

紫倉紫は、しくらゆかりと読むらしい。

あらゆるところに点在する 紫倉紫を 集める場所